日本中の地鶏の中でも、例を見ないほどの素晴らしい飼育環境で育てられた『信濃地鶏』。北信五岳を望む高原の、澄んだ空気と湧き水。そこに1平方メートルあたり1.25羽という極薄な平飼いで、のびのびと走り回って育てられました。
この信濃地鶏は、長野県が平成元年度より県の事業として取り組んできた「信濃鶏 銘柄確立事業」の成果です。肉質が良好で生産性がよく病気にも強いとして、軍鶏のオスとホワイトプリマスロックのメスを交配。「しなの鶏」として平成9年度に公表しました。信濃地鶏はこの「しなの鶏」を元にしたブランド地鶏です。
『信濃農園』さんは、この「しなの鶏」を理想的な飼育環境で育てています。寒暖の差が激しい高冷地で四方を森林に囲まれた農園には豊かな自然環境が残り、補助エサとなるイナゴやバッタ等の昆虫の宝庫です。鶏たちにとって欠かすことの出来ない飲み水は、人が飲める程きれいな湧き水が使われています。
また飼育飼料にも拘り、独自の配合で工夫され、ブロイラーでは当たり前となった抗生物質と抗菌剤の使用も、厳しい自社基準に従って禁止しています。
鶏肉本来の美味しさの追求と安全性の確保。『信濃地鶏』は多くの方々の期待を背負って今日も元気にエサをついばみます。
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